光を証しするために | ヨハネによる福音書 1章6-8,19-28節

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ヨハネによる福音書 1章6-8,19-28節

神から遣わされた1人の人がいた。その名はヨハネである。彼は証しをするために来た。光について証しをするため、また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 1章6節~7節

光を証しするために

クリスマスが近づくと、町はイルミネーションの光で輝き出します。聖書は、主イエスが「光」として来られたことを告げています。

主イエスの前に現れた洗礼者ヨハネは、広い地域に大きな影響を及ぼしました。主イエスの名による洗礼ではなく、ヨハネの洗礼しか知らない人がいるほどでした(使19章3節)。

しかし、ヨハネ自身が、「わたしはメシアではない」、「わたしはその(自分の後から来られる方の)履物のひもを解く資格もない」と語っています。「彼は光ではなく、光について証しをするために来た」のです。それは、「すべての人が彼によって、(まことの光である主イエスを)信じるようになるため」でした。そしてヨハネが死んだ後、今度は主イエスの弟子たちが主を証ししました(ヨハ15章27節)。そして今、私たちも主イエスを証しする者として遣わされています。

私たちも、あのヨハネのように、主イエスの前にへりくだり、光である主を証しすることに徹しましょう。私たちを通して光を見、光である主イエスを信じる人々が起こされるために。

坂尾 連太郎(南与力町教会)