マタイによる福音書 28章1-10節
「あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 28章6節
主の復活を証しする空のお墓
金 起泰(勝田台教会)
「あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 28章6節
金 起泰(勝田台教会)
2023年4月の聖書日課をまとめて表示します。
「マタイによる福音書」の聖書日課をまとめて表示します。
金 起泰が担当した聖書日課をまとめて表示します。
安息日が終わり、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリアともう一人のマリアがお墓を見に行きました。この二人は、主イエスのお体に油を塗るための香料を用意していました(マコ16章1節)。死んで葬られた主イエスが復活なさるとは到底思えなかったからです。
そのとき、大きな地震が起こり、主の天使が現れます。神が天から御手をもって介入されたのです。天使は、「あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさった」と告げます。主イエスご自身が「3日目に復活する」とおっしゃっていたのであり(マタ16章21節など)、その成就であることを説明して、主イエスの復活を信じるように婦人たちを説得します。
主イエス・キリストの復活は、私たちの罪の赦しと新しい命の土台です。主に結ばれて、私たちは死に打ち勝つ復活の命を生きる者とされます。
復活の主イエスは、この婦人たちの前に現れ、「行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい」と命じられます(10節)。主イエスの復活の福音はあらゆる人に告げ知らされるべきです。私たちもキリストの復活の証人です。この「主イエスの復活」こそ、キリスト教信仰の土台であり、始まりです。
【祈り】
主イエス・キリストの復活の喜びと希望を多くの人に告げ知らせる私たちとならせてください。