神との親しいまじわりへ | レビ記 3章

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レビ記 3章

祭司はこれを祭壇で燃やして煙にする。これが燃やして主にささげる食物である。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 レビ記 3章11節

神との親しいまじわりへ

レビ記3章に記される和解の献げ物には、牛、羊、山羊が用いられました。動物の脂肪、および腎臓と肝臓の尾状葉は、燃やして主にささげられます。「これが燃やして主にささげる食物である」と記されます。残りの部分を、奉納者とその家族が主の御前で食べました。このように、この献げ物の特徴は、神との食事が伴うところにあります。聖書における食事は、平和の象徴であり、親しい交わりを表します。

主イエスは、当時のユダヤにおいて罪深く汚れた人たちだと思われていた徴税人や罪人たちと一緒に食事をされました。それは、主イエスと彼らの間に親しい交わりがあったことを表します。だからこそ、「どうしてイエスは徴税人や罪人と一緒に食事をしているのか」と疑問を感じる人たちがいたのです。

私たちと主なる神との関係も、食事を共にする関係であることを改めて覚えましょう。聖餐において、その関係性が鮮やかに示されます。主はご自分の食卓に私たちを招き、私たちを養ってくださるのです。「だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事を」する(黙3章20節)。きょうも、親しく関わってくださる主の眼差しを覚えて歩みましょう。

【祈り】

きょうもあなたに心を開き、あなたの養いをいただいて歩むことができますように。

小橋口 貴人(那加教会)