お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。
健康のためにスポーツをなさっておられる方は多いと思います。しかし、どんなスポーツをするにせよ、準備体操を忘れてはいけません。準備体操をせずにいきなり運動をすることはケガや事故のもとだからです。しかし、考えてみるとスポーツだけでなく、仕事にせよ、何にせよ、準備をすることはとても大切です。
救い主としてのイエス様のお働きを考えた時も、実は同じです。マルコによる福音書1章2節〜4節は次のように語っています。
「見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、あなたの道を準備させよう。荒れ野で叫ぶ者の声がする。『主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ。』」そのとおり、洗礼者ヨハネが荒れ野に現れて、罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。」
聖書は救い主であるイエス様のお働きを記していますが、しかし、その救い主の到来を準備した洗礼者ヨハネの働きもまた、なくてはならないものだと教えているのです。
今、イエス様は天におられますが、終末の時、再びこの世界に来られます。そうである以上、わたしたちもその時を待ち望みながら、主の再臨の準備をして行くことが大切です。福音を宣べ伝え、愛を実践するという、わたしたちの働きは、主の再臨を準備する大切な働きなのです。