ご機嫌いかがですか。東川口教会の櫻井です。
私たちは頑張ろうとしても、これ以上自分の力ではどうにもならないと言うときがあります。そんなときに他人から安易に「がんばってね」などと声をかけられると返って苦しくなってしまうことがないでしょうか。
私の叔母はガンで亡くなりましたが、抗ガン剤治治療の最中に見舞い客から「がんばってね」と言う言葉をかけられて、「これ以上どうしたらいいの」と涙を流していたことがありました。
イエス様が復活された日曜日の朝、エルサレムの部屋に鍵をかけて閉じこもっていた弟子たちの心もきっとそれに近い状態であったかもしません。彼らは今まで頑張ってイエス様に従ってきました。ところが彼らはイエス様が逮捕され、十字架にかけられたときに何もできないまま逃げ出すしかなかったのです。
ところがもう自分たちの力ではどうすることもできないというそのとき、復活されたイエス様が彼らの真ん中に現われます。そして彼らに「平和があるように」と言ってくださったのです。このときから弟子たちの生き方は自分の力ではなく、復活のイエスの力によって生きる者と変えられました。
あなたは今、どうすることもできず自分の力の限界を感じていませんか?イエス様の力はそのあなたを救うことができるのです。
聖書の言葉「そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、『あなたがたに平和があるように』と言われた。」(ヨハネによる福音書20章19節後半)