ご機嫌いかがですか。東川口教会の櫻井です。
イエス様の故郷であったナザレの人々は、あるときイエス様が聖書を読み、神様のことについて語られてとき、その教えのすばらしさに驚きました。ところがその故郷の人々はこのすぐ後に態度を変え、イエス様を憎み、彼を殺そうとまでしたと言うのです。イエス様はその故郷の人々に「預言者は故郷では歓迎されないものだ」と語られています。
それでは故郷の人々はどうしてイエス様を信じることができなかったのでしょうか。その答えは彼らの「この人はヨセフの子ではないか」と言う発言に隠されています。故郷の人々はイエス様のこともその両親であったヨセフとマリアのこともよく知っていました。それで彼らはイエス様のことを一番よく知っているのは自分たちだと思い込んでいたのです。ところが、彼らの持っていた知識はイエス様が神様の御子であり、真の救い主であることを判断できるものではなかったのでした。
あなたはどのようにイエス様を理解しようとしていますか。もし、あなたがイエス様を本当に理解しようと願っているなら、まず自分の狭い経験や知識に頼ることを止めてください。そして聖書を通してイエス様を理解することを心掛けてください。そうすれば神様は聖書を読むあなたの上に働いて、イエス様の本当の姿を示してくださるはずです。
聖書の言葉
「そして、言われた。「はっきり言っておく。預言者は、自分の故郷では歓迎されないものだ。」ルカによる福音書4章24節です。