お元気ですか。ラジオ牧師の山下正雄です。
今週は聖書の中に出てくる鳥にまつわるお話をしています。
鳥の王様と言えば鷲です。その姿は勇ましさを感じます。鋭い眼差しと空を駆け巡る時の優雅さは、王様に例えるのにもっともふさわしいといえるでしょう。
さて、聖書の中にも鷲はしばしば登場します。なんといっても羽を広げて飛んでいるその力強い姿が、鷲の特徴として印象深く描かれます。旧約聖書の預言者イザヤはこう言っています。
「主に望みをおく人は新たな力を得 鷲のように翼を張って上る」
空に向かって飛び立つ鷲の力強さが目に浮かぶようです。聖書の神に望みをおく人は正にこの通りだというのです。心も思いも何もかもが、上に向かってどんどんと昇っていくのです。
希望のあるところにはいつも上に向かう力が働きます。希望のないところには、見上げる目標もなければ、目標を目指して飛び立つ力もないのです。その希望は目先の望みではダメなのです。
聖書の神だけが力を与え、主なる神だけが飛び立つ力を与えることができると聖書は教えています。
きょうのみ言葉…「主に望みをおく人は新たな力を得鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない。」旧約聖書イザヤ書40章31節