いかがお過ごしですか。草加松原教会の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に目を向けていきましょう。
身近に尊敬する人、頼りになる人がいたならどんなに心強いでしょう。困ったときに助けてくれる人がいる。進むべき道が分からなくなったときに方向を指し示してくれる人がいる。心に悩みを抱えている時に、励まし慰めてくれる人がいる。そういう存在、信頼できる存在がいるならば、私たちはどんなに心強いでしょうか。
旧約聖書時代にアブラハムという人がいました。彼は、高齢になってから旅に出るように神様から言われました。神様が導くと約束された場所は何百キロも離れた場所です。75歳という高齢で、自分の家族、家畜や財産を全て携えて長距離を移動しなければなりませんでしたが、彼は神様が命じられた通りその旅に出かけていきました。なぜ彼はそのように忠実な態度を示せたのか。それは、彼が神様を信頼していたからです。それ以外に理由はありません。
神様の約束の言葉に偽りがないと信頼すること、それが神様を信じる信仰であり、神様に信頼して生きることであり、私たちが困難をも乗り越えて人生を歩むことができる力となるのです。神様は、そのような信仰を聖書の御言葉を読む者たちに注いで下さいます。いつでも頼りになる真の神様を、聖書から発見してみて下さい。