いかがお過ごしですか。三川栄二です。
以前イスラエル旅行に行った時、添乗員の方から、口を酸っぱくして言われたことがありました。イスラエルでは空気が乾燥しているので、うっかりすると脱水症状を起こす、だからこまめに水を飲んでくださいと。しかものどの渇きを覚えないまま、そうなることもあるから気をつけてくださいと。自分で気づかないうちに体が乾燥して、脱水症状を起こし、それは命の危険につながることもあるというのです。
わたしたちは、自分の心の乾きに気づいて、からからになった心を潤したい、満たしたいと願うことがありますが、自分で気付かないうちに、心が乾ききってしまい、それによって体や心のバランスを崩してしまうこともあるのではないでしょうか。のどが渇いているとき、本当にのどを潤すのは水です。水は、わたしたちが生きていくために、なくてはならないものですが、それは心も同じです。
主イエスは、「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい」と呼びかけておられます。そうすれば、「その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる」と。また「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る」とも約束されました。
心に渇きを覚えている方も、そうではない方も、「わたしのところに来て飲みなさい」という呼びかけに応えて、この命の水を飲んでください。