いかがお過ごしですか。三川栄二です。
わたしの叔母は若い頃、熱海の錦ヶ浦というところで、飛び込み自殺を図ったことがありました。そして崖から飛び込もうとした、まさにその時、「ちょっと待て、死ぬのは後でも遅くない」と書かれた看板に目が留まったのです。そこにはさらにこう書いてありました。「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」。
それを見た叔母は、教会に通うようになり、ほどなく洗礼を受けてクリスチャンになりました。悩んで自殺までしようとした叔母でしたが、その自分の悩みと重荷を主イエスに降ろすことで、生きる勇気と力を得ることができたのです。クリスチャンとして日曜学校の奉仕などを熱心にした叔母でしたが、3年前にガンで亡くなりました。苦しい治療に耐えた末のことでしたが、その中で最後に言った言葉はハレルヤ、神さまを賛美しますという言葉でした。一度は生きる意欲さえなくした叔母が、最後にはハレルヤと言って地上を去ることができたのは、心の重荷と悩みを預け、委ねる方を持っていたからです。
あなたは、自分の重荷を預ける方をお持ちですか。主イエスは、あなたにも、「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」と約束し、招いておられます。もう自分一人で頑張る必要はありません。あなたも、主イエスのもとに行って、自分の心の重荷を降ろしてください。