いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
五月の美しい日々、楽しく過ごしておられる方もおられましょう。残念ながら、楽しい気分になれない方もおられましょう。どんな気分で過ごしておられる方にも主なる神様は、こうおっしゃっています。
「女(の人)が、自分の乳飲み子を忘れるであろうか。母親が自分の産んだ子を憐れまないであろうか。たとえ、女たちが忘れようとも、わたし(主なる神)があなたを忘れることは決してない。」
旧約聖書のイザヤ書49章で、神様はあなたに対して、また私に対してもそのようにおっしゃっています。
人間の母親が、たとえ自分がお腹を痛めた子供を忘れるようなことがあったとしても、主なる神は決して私たちを、あなたを忘れることがない、と言ってくださっているのです。
母親の愛情よりも深い愛で私たちを見守ってくださる御方。それが、神様というお方です。父親の愛情よりも強い愛で私たちを見守ってくださる御方。それが、神様というお方です。この御方を自分の神様として持たせていただける。そのことを、キリスト教では、「救い」といいます。
天地万物をお造りになったお方が、山よりも高く、海よりも深く、宇宙よりも広い愛で、私たちを御自身の子どもとして、愛していてくださっています。その神様があなたに今も、「わが子よ、わたしはあなたを忘れない」と呼びかけていて下さることを忘れないでください。