いかがお過ごしですか?北中山教会の坂本紀夫です。
わたしたちは皆幸せでありたいと願っています。幸せを求めて人生の旅を続けているのです。
今から3000年ほど前、ソロモンと言うイスラエルの王様がいました。彼もまた、「幸福の探求者」でした。彼は知恵を求め、快楽を求め、美食に明け暮れました。事業を拡大し、多くの金・銀、財宝を集めましたが、その晩年に彼は次のように結論付けたのです。「空の空、すべてはむなしい」(参照;コヘレトの言葉1:2)と。快楽や富、名声は外面的な満足を与えることはできても、彼の「心」を満たすものではありませんでした。
古代の代表的な哲学者であり、神学者であるアウグスティヌスは「人は神に向けて造られた。だから、神のもとに帰るまでは平安を得ることができない」と言いました。あなたを造られ、あなたを愛しておられる神様を知ること、そこにこそ、本当の幸せがあるのです。
聖書の言葉
「むなしいものを見ようとすることから
わたしのまなざしを移してください。
あなたの道に従って
命を得ることができますように。」詩編119編37節