いかがお過ごしですか?北中山教会の坂本紀夫です。
「時間がない」…わたしたちは毎日、こんな思いに捕らわれてはいないでしょうか。今や、時間がないのは大人ばかりではありません。子供たちもそうです。そんな忙しい現代人にとって、「聞く」ということは少々忍耐のいることかもしれません。
しかし、どうでしょう。現代ほど、自分の語ることに耳を傾けてくれる誰かを求めてはいないでしょうか。
イエス様はたびたび朝早く祈られたり、夜通し祈られることもありましたが、それはゆったりとした時間の中で天の父のみ声を聞くためでした。
天の父なる神のみ声を聞いておられたイエス様は、「人の声」をも聞いてくださるお方でした。わたしたち一人一人の声を聞いてくださるのです。このイエス様こそ、心に秘めた真実の声を聞き取り、悲しみを癒すことの出来るお方なのです。
聖書の言葉
「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」フィリピの信徒への手紙4章6節、7節