いかがお過ごしでしょうか、国立聖書教会の野島邦夫です。
聖書をお読みします。
「最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだ」コリントの信徒への手紙一 15章3節。
イエスは紀元30年ごろ、罪はなかったにもかかわらず十字架刑に処せられました。なぜ、イエスの十字架の死は人を救うことができるのでしょうか?しかも、当時の人たちだけではなく、わたしたちをも。
今週は、イエス・キリストの十字架の死の意味について様々な面から考えてきました。けれどもどのような説明も、この一言に勝るものはありません。「キリストはわたしたちの罪のために死んだ」。この言葉を信じましょう。
祈りましょう。
「イエス・キリストの父なる神さま、あなたは義しいお方で人の罪を見過ごしにはされません。しかしあなたはそれ以上に愛と憐れみに富むお方で、分身ともいえるイエス・キリストの命をかけて、人に罪からの救いの道を拓いてくださいました。このキリストをいつも見つめさせてください。アーメン」