ご機嫌いかがですか? 上福岡教会の木村恭子です。
今週は「あなたは何を信じているの?」という質問に対して、教理教室の出席者が話して下さったことをご紹介しています。
ある姉妹は聖書の中に出てくる『奇跡』が信じられなかったそうです。特に、イエス・キリストが十字架で死なれた後、三日目に復活したということが理解できなかったそうです。ですがある時、彼女の心にある聖書の言葉が響きました。
「人間にできることではないが、神にはできる。神は何でもできるからだ。」と言う言葉です(マルコ10:27)。聖書の神は人間を超えた存在です。別の言い方をするなら、人間にできないことができるから神なのです。聖霊の働きによって、彼女の心に「神には何でもできる」という信仰が与えられましたので、その後は聖書に出てくる「奇跡」も信じられるようになったそうです。
「何でもおできになる神」が、天地を創造し、今も天地万物を治めておられる。「何でもおできになる神」が、わたしの罪のためにイエス・キリストを十字架につけて下さり、わたしの罪を赦してくださった。「何でもおできになる神」が、今わたしと共にいて下さり、やがてわたしを永遠の命へと導き入れてくださる。「人間にできることではないが、神にはできる。神は何でもできるからだ。」
彼女にとって、信仰のキーワードは「神には何でもできる」だったのです。あなたにとって、信仰のキーワードは何でしょうか?聖霊があなたの心に働いて、あなたに信仰の確信を与えて下さいますように。