芦田高之（新浦安教会牧師）

メッセージ： もはや死もない

　いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
　これをお聴きの皆さんは、それぞれの状況の中を歩んでおられることと思います。大切な方を失って、悲しみのただ中を歩んでおられる方もおられるでしょう。「死」という現実は本当に過酷なものです。どんなに愛し合っていても、死はその愛する者同士を引き裂きます。地上においてはもう二度と再び会うことができません。それが死という過酷な現実です。生きている限り、わたしたちはこの「死」という現実にいろんな時に直面させられます。そして、涙を流し、悲しみ、うちのめされます。
　そんなわたしたちに、神様は次のような約束の言葉を与えて下さっています。ヨハネの黙示録21章です。

　「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである」（21:3-4）。主なる神様のお言葉です。

　生きている限り、愛する家族やペットの死、また、自分自身の死というものに直面せざるを得ない。それがわたしたちの現実です。しかし、そんなわたしたちに、「神様を信じて、天国という死のない世界に入れられる」約束が与えられています。この約束を信じて是非とも天国の希望を持ってくださるように、それが神様御自身の願いです。この天国の希望を持って生きるように、と神様は今日もあなたに語りかけておられます。

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