おはようございます。さわやかなおめざめでしたか。石巻教会の白津景蔵です。
今から約49年前、1964年の東京オリンピックのマラソンで、福島県須賀川市出身の円谷幸吉選手が堂々の3位に入り栄光の銅メダルを獲得したことは、私たちの記憶にまだまだ焼き付いていて涙とともに忘れがたい感動の出来事でしたね。彼はオリンピックの4年後、1968年まるで燃え尽きたかのように27歳の若さで、自ら命を絶ちました。
昨年、私は円谷選手のメモリアルホールを訪ねる機会に恵まれ、多くの貴重な遺品を目の前にして絶句しました。その中で彼はご両親への最後の言葉として、疲れ切ってしまい走れないと悲痛な叫びをあげていました。
誠実な人柄の彼は、色紙にはいつも「マラソン忍耐」と書いたというのです。人間の忍耐には限界があり限界を越えた時、死を選ぶしか道はないのでしょうか。
いついかなる時にも共にいてくださるイエス・キリストはきのうも今日も変わることなくあなたのみそば近くにいまし共に喜び、悲しみ、もだえ、苦しみ、痛み、悩み、共に泣き、感謝の心を分かち合ってくださるお方です。さあ、あなたはこのお方と共に歩んでみてはいかがでしょうか。