いかがお過ごしですか。仙台教会の吉田です。
今年も残すところあとわずかになりました。本当に、クリスマスが終わると一気に慌ただしくなりますね。けれども、この放送をお聞きの皆さんには、もう少しだけクリスマスのことを思い巡らしていただきたいと思うのです。
聖書にこのような言葉があります。「すべての人々に救いをもたらす神の恵みが現れました」。(テトス2:11)
これはクリスマスのことですね。それに続いてこう書いてあります。「その恵みは、わたしたちが不信心と現世的な欲望を捨てて、この世で、思慮深く、正しく、信心深く生活するように教え」(12節)るものです、と。
クリスマスのお話はそれでおしまいなのではない。わたしたち一人ひとりの生き方を変える出来事なのだということです。神様の救いが現れたのですから、この世にとらわれているような生き方をやめて、神様に心を高く上げて、思慮深く、正しく、そして希望をもって生きていきましょう。皆さんにとって、新しい年がそのような新しい人生へと変わる歩みとなりますように、心からお祈りいたします。