いかがお過ごしでいらっしゃいますか。せんげん台教会の浅野正紀です。今日も聖書の教えに共に耳を傾けましょう。
聖書が教えるとても大切なことは、イエス・キリストが十字架の死を味わった後、三日目に復活したということです。
使徒パウロは、コリントの信徒への手紙一 15章20節で、こう語っています。「しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました」。
ここで言われている「眠りについた人たち」とは、イエス・キリストを救い主と信じてすでに死んだ者のことです。イエス・キリストの復活は、すでに死んだ者が、再び新しい体で復活することが約束されている出来事でした。わたしたちは、イエス・キリストの復活を信じることで、自分自身も死に打ち勝つことができます。
死は、わたしたちにとってどうすることもできない避けられないことです。しかし、主イエスの復活は、このわたしたちにとってどうすることもできない死を滅ぼしてくださった出来事でした。ここに希望があります。
わたしたちは、どんなに精一杯生きていても死ですべてが終わってしまうむなしい人生を生きているわけではありません。どんなに苦しい死を味わったとしても、その後、新しい体で復活する希望が与えられています。イエス・キリストの復活は、わたしたちの復活を保証する出来事です。