ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
今から35年ほど前、わたしが最初に通い始めた教会はわたしの家の近くにあった小さな教会でした。建物は普通の民家を借り、日曜日には畳の部屋にパイプ椅子を並べて礼拝をしていました。おそらく、誰もが「これが教会なの」と疑問に思ってしまうような教会でした。ときどきテレビで見るような教会の建物とは大違いだったからです。
一般の人は誤解しているかもしれませんが、実はイエス様を信じて礼拝をささげる人が集まる場所なら、どんな建物でもそれを教会と呼ぶことができるのです。 教会では毎週日曜日に神様を信じる人々が礼拝に集まり、聖書のお話に耳を傾け、共に祈り合います。神様はわたしたちの弱さを知っておられる方です。
わたしたちはひとりぼっちでは信仰生活を続けることができないのです。だからわたしたちがその生涯で信仰を持ち続けることができるようにと神様は教会をわたしたちに与えてくださったのです。建物のすばらしさが教会のすばらしさを表すのではありません。神様を求め、真剣に神様に礼拝をささげる人が集まっている場所こそが本当の教会です。そしてわたしたちの信仰はそのような場所でなされる教会生活を通して成長していくのです。あなたも是非、教会の礼拝に出席してみてください。
聖書の言葉「教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておられる場です。」エフェソの信徒への手紙1章23節です。