おはようございます。おかわりございませんか。石巻教会の白津景藏です。
私が住んでいる宮城県の石巻地方は、去る2011年3月11日の東日本大震災のとき発生した大津波に襲われ、尊い多くの大切な人命と財産や家屋が失われました。その後、日々、苦しさや悲しみと向き合い戦う筆舌に尽くしがたい思いの中にある人々の姿が目立ち、現在もまだ復旧復興もなかなか予定通りには進まない状況の下にあります。
大震災後、暫くして、ある団体のスタッフの方々が被災した教会を訪ねてくださり、食糧品を届け、安否を気遣ってくださいました。大変心強い祈りの励ましをいただき、感謝を致して居ります。訪ねてくださった団体とは、この地球上に存在する難民や飢餓に苦しむ人々を救うべく、日夜世界各地で働かれているクリスチャンを含めた方々でありました。
また、私と家族は23日間の避難所生活をし、パンと水の有難さを実感させられました。この地球上には10億人が飢えて居り、6秒に一人の子どもの尊い命が失われているという現実があります。
聖書は神の言葉の一つ一つによってのみ生きることができると教えています。共に教会の礼拝で語られる神の言葉によって生かされたく、心から願うものでございます。