いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
5月に入りました。5月は1年の間でも、最も過ごしやすい季節ですね。この1か月、あなたの心も魂も体も、神様のお守りの中で健やかに過ごされるようにとお祈りします。
今日は、神様がお喜びになるささげ物が何であるのか。そのことを詩編51編によって確認したいと思います。18節と19節をお読みします。お聞きください。
「もしいけにえがあなたに喜ばれ、焼き尽くす献げ物が御旨にかなうのなら、わたしはそれをささげます。しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を、神よ、あなたは侮られません。」
残念ながら、私たちは生まれながらの罪人です。神様のお言いつけをどうしても守れない者です。神様のお言いつけは、心を尽くして造り主であられる神様を愛すること。それと、私たちの隣人を、自分を愛するように愛すること。神様のこの二つのお言いつけを、私たちはどうしても守れない。どうしてもお言いつけに背いてしまうのです。聖書は、それを罪といいます。
そんな自分の罪深さが、なんとも悔しい。神様に従おうとしても、ついつい背いてしまう。そんな自分が悲しい。神様に対して、何とも顔向けができない。そういう、自分の罪を嘆く思いを神様に素直に告げる時、神様は、喜んで私たちのその告白を受け止めてくださいます。そして、私たちの告白する罪を洗い清め、私たちを雪よりも白くしてくださいます。それが、神様という方です。