いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も聖書の教えに共に耳を傾けましょう。
使徒パウロは、私たちの救い主イエス・キリストに対する信仰について、とても大切なことを記しています。ローマの信徒への手紙8章34節から35節です。「だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちのために執り成してくださるのです」。
主イエス・キリストは、今、神の右に座っておられ、私たちのために執り成してくださいます。「執り成す」とは、二者の間に入って、その関係が良くなるように導くことです。復活した主イエスは、天に上げられ、神の右に座られました。こうして、神さまと私たちとの間に入って、神さまと私たちの関係が良くなるように導いてくださいます。
私たちは、神と人を愛することができない罪を持っています。ですから、私たちは、自分の力で神さまに近づき、神さまを愛して神さまとの関係を良くすることはできません。
そこで、私たちの罪に対して怒っている神さまをなだめてくださる仲介者が必要になります。そして、この仲介者こそ、まさに主イエス・キリストです。主イエス・キリストは、私たちのために神の右に座って、執り成してくださいますから、もはや神さまは、私たちのことを怒ってはおられません。