風間義信（仙台教会牧師）

メッセージ： 新しい人を身に着ける

　おはようございます。今月この番組を担当します、仙台教会の風間義信です。どうぞよろしくお願いします。
　一年の中で最も寒い時を迎えておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
　もうすっかり夏のクールビズ、冬のウォームビズということが定着した感じがします。気温の変化に対応して脱いだり着たりすることは、健康を保つためにも大切なことです。

　この脱いだり着たりということを使って、聖書は次のように言っています。
　「古い人をその行いと共に脱ぎ捨て、造り主の姿に倣う新しい人を身に着け、日々新たにされて、真の知識に達するのです」（コロサイ3:9-10）。
　でも、これは状況に応じて脱いだり着たりを勧めるものではありません。もう、しっかりと脱ぎ捨てて着るということです。
　また、これは今までのものが古くなってしまったので、新しいものに着替えるということでもありません。もうまったく質の違った別の種類のものを着なさいということです。

　とはいえ、これまで着たことのない物を身につけますと、しっくりいかず、前の方がよかったと懐かしくなることがあります。それでも、新しく着た時には慣れていなくても、着こなしていくうちになじんでいきます。

　イエス・キリストに従う生活もまさにこのようなものです。神様の言葉を聞き続けていく中で、最初は馴染みのなかったことが心の中に届き、聖書の言葉に生きる者として整えられていくことでしょう。この番組がそのためにあなたのお役にたつことを願っています。

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