お早うございます。仙台教会の首藤です。
先月は、主イエスの受難と復活を覚えて、祈りの時を導かれ、皆様も信仰が力づけられ、希望に満たされたことでしょう。
今月は、「復活された主イエス」についてお話しします。
マタイ福音書27章57節以下には、イエスの遺体を埋葬した様子が記されていますね。ユダヤ人たちは、弟子たちに遺体を盗まれて、復活した、と言われても困るとして、見張り番を置き、墓の入り口には大きな石を置いたというのです。
翌朝早く、二人のマリアは、主イエスの遺体に香油を塗ろうと思って墓へ出かけますと、大きな石が転がっていて、主イエスの遺体が見つからないのです。
すると、地震が起き、天使が天から来て、こう言いました。
「恐れることはない。主イエスは復活されたのだ。急いで行って弟子たちに知らせなさい」と。
そこで二人が大急ぎで立ち去ろうとした時、「おはよう」という声を聞いて、主イエスであると気付きました。
主イエスには、絶えず祈る人々の心がよくお分かりになるのですね。