ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
「天国って、死んだ人が行くところなんでしょう」。あるとき教会に通って来ている子供たちに、こんな質問をされたことがあります。これは子供たちだけではなく、日本では多くの人たちも同じような考えをもっているようです。
しかし、聖書は「天国が死んだ人だけが行くところだ」とは教えていません。また、多くの人が考えるように天国は空の上にある世界を意味しているものでもありません。なぜなら、聖書で「天国」と呼ぶ場合は、そこは神様がおられる場所を意味しているからです。ですから、神様がおられるとこであれば、どこでも「天国」と呼んでよいのです。
私たちはイエス様を救い主と信じることで、この神様と共に生きることができるようになるのです。ですから、私たちは信仰を持ったときに、すぐにこの天国の住民とされるのです。私たちはイエス様を信じることで、この地上に生きながらも、天国の住民とされたわけです。そしてこの天国の住民として神様の祝福を受けながら、毎日信仰生活を送ることができるようにされるのです。
このように天国は死んだ人のためにあるのではなく、イエス様を信じて生きる者のためにある世界であると言えるのです。
聖書の言葉
「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない」 マタイによる福音書18章3節