ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
「永遠の命ってどんな命」。このような質問を、色々な方に聖書を教えているときに尋ねられることがあります。もし永遠の命が、単に今の私たちの人生がいつまでも終わらないで、そのまま続くと言う意味であるとしたらどうでしょうか。悩みや苦難が繰り返されるこの世の人生が、いつまでもそのまま続くことが永遠の命であるとしたら、それは人間にとって祝福ではなく、呪いとなってしまうはずです。
聖書で使われる「永遠」と言う言葉は、神だけがもっておられる性質を指し示しています。この神様が創造されたすべてのものは始まりがあり、終わりがあるのです。そして神様だけは始まりも、終わりもない永遠の存在であると言えるのです。ですから、「永遠の命」とはこの「神様の命」と読み替えることができるはずです。
私たちはイエス様を信じることによって、この神様と共に生きることができるようになります。そしてこの神様と共に生きる命こそ、「永遠の命」の本当の意味だと言えるのです。
ですから私たちはイエス様を信じることで、この地上にありながら永遠の命を受ける祝福にあずかります。そして私たちへのこの神様の祝福は、私たちの地上の命を超えて永遠に続くものと言えるのです。
聖書の言葉
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」 ヨハネによる福音書3章16節