皆さんお元気にお過ごしですか。私は茨城県つくば市東、谷田部東中斜め向かい筑波みことば教会牧師の小堀昇です。朝のお忙しいひと時、少しお耳を貸して頂けませんか。
さて、数ある書物の中で、世界のベストセラー、それは何だと思いますか?ご存知の方もおられるでしょう。それは聖書です。
ある人が、教養のために、聖書を一度位は読んでおこうと、新約聖書を買い求め、1ページ目を開いて、驚いたそうです。いきなり40人以上の知らない名前が、カタカナで並んでいたからです。
1頁目の系図を見て、「なんと商売っ気のない本だろう」。三浦綾子さんでさえ、初めはそう思ったそうです。
殆どが男の名前ですが、5名だけ女性の名前が出てくるのです。有名なのは、イエスの母マリアですが、他の4人はあまり知られていません。男の裏切りに遭った人、遊女と呼ばれていた人、当時敬遠されていた外国出身の人、夫との別離を余儀なくされていた人・・・4人とも様々な出来事の中で苦労していた女性たち、しかし神さまに出会い、神様に信頼して歩んだ祝福された人たちでした。
なぜあえて、女性たちの名前が新約聖書の第1頁に、しかも救い主の系図に記さているのでしょう。
ここに、神様の深い愛と慰めを感じます。
イエス御自身が、マリアの子として生まれ、大工の長男として兄弟の面倒を見、生活の苦労を味わわれた御方です。
「この大祭司は、わたしたちの弱さに同情できない方ではなく、罪を犯されなかったが、あらゆる点において、わたしたちと同様に試練に遭われたのです。だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。」(へブル4:15,16)
聖書はこのように言っています。
神様は、あなたに目を注いでくださいます。今日もご一緒に歩んでください。