いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
イエス様は、ご自分を嫌っている人々によって捕らえられてしまいました。人々は、イエス様に落ち度があり、死刑に値するのだと陥れようと、嘘の証言者を用意しました。
しかし、所詮は嘘の証言ですので、色々と食い違いが出てしまい、イエス様を有罪とする確証が揺らいでいきました。
その時、裁判を司っていた大祭司が、「お前はほむべき方の子、メシアなのか」と質問をしました。これは、「お前が私たちが期待していた神なのか」という質問です。イエス様はその質問に対し、「そうです。あなたたちは、人の子が全能の神の右に座り、天の雲に囲まれて来るのを見る」と言われました。これは、ご自分が神の権能を持ち、神であり、神として支配する力を持っているという返事であります。しかし、大祭司は、今目の前にいるイエス様が神と認める事ができませんでした。
否定していた物の中に本物がある。気づかない所に自分にとって一番大切なものがある。その最たるものが、聖書を通して私たちに知らされているイエス様こそがあなたの神であるということです。あなたを大きな愛で包んでくださる真の神、イエス様こそ救い主なのです。