今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
自分の努力で変えられることと、どうやっても変えることのできないことがあります。どうやっても変えることのできないことと分かっていても、苦しんだり、悩んでしまうのが人間なのかもしれません。
自分の置かれた状況で、どうやっても変えられない状況の中で、私たちはどのようにそれを受けとめたらよいのでしょう。
あなただったら、どうなさいますか。涙をのんで我慢し続けるでしょうか。それとも、それをバネにして反発したり、その状況を活かす方法を考えるでしょうか。
聖書の中で、パウロはこう言っています。
「わたしは、自分の置かれた境遇に満足することを習い覚えたのです」と。習い覚えたとは、学んで身に着けたということです。
まわりの状況や置かれた境遇に左右されないで満足することができるとは、なんと自由でしょう。
イエス様が一緒にいてくださるので、置かれた境遇や周りの状況に支配されないで、我慢でもなく、反発でもなく、どのような状況でも、私たちは、神様の恵みを味わうことができるのです。
今日の聖書の言葉
「わたしは、自分の置かれた境遇に満足することを習い覚えたのです。貧しく暮らすすべも、豊かに暮らすすべも知っています。満腹していても、空腹であっても、物が有り余っていても不足していても、いついかなる場合にも対処する秘訣を授かっています。わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。」フィリピの信徒への手紙4章11〜13節