今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
イスラエルの王様だったダビデは、前の王様だったサウルに命を狙われて、岩山を歩いて逃げ回り、洞窟に隠れていたこともありました。
そんな危険と隣り合わせの不安な毎日の中で、作られた詩があります。
「憐れんでください、神よ、わたしを憐れんでください。わたしの魂はあなたを避けどころとし、災いの過ぎ去るまで、あなたの翼の陰を避けどころとします。いと高き神を呼びます。わたしのために何事も成し遂げてくださる神を。天から遣わしてください。神よ、遣わしてください、慈しみとまことを。わたしを踏みにじる者の嘲りから、わたしを救ってください。」旧約聖書詩編57編2節から4節の言葉です。
不安の中で「神よ、遣わしてください、慈しみとまことを。」と祈りました。
ダビデが神様に求めたものは、神様の慈しみとまことでした。つまり、神様の愛と誠実さを願ったのです。
神様が自分を愛してくださり、そして自分に対して誠実でいてくださり、必ず自分を守ってくださるという信頼が現わされています。
神様の慈しみは、どんな困難な状況の中でも、決して絶えることがありません。神様の誠実さは、どのような状況でもいつも変わることがありません。
神様は、今日もあなたを愛し、あなたを誠実に守り、支えてくださいます。
今日の聖書の言葉
「主の慈しみは決して絶えない。主の憐れみは決して尽きない。それは朝ごとに新たになる。『あなたの真実はそれほど深い。』」哀歌3章22〜23節