あさのことば 2016年6月19日(日)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

川杉安美(綱島教会牧師)

川杉安美(綱島教会牧師)

メッセージ: 変えられた人―犯罪人の場合

 ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
 イエス・キリストが十字架にかかったということはご存知の方も多いと思います。そのとき、イエス様の十字架の左右に、それぞれ一人ずつ犯罪人が十字架につけられました。
 一方の犯罪人は、最後までイエス様をののしりました。「お前が救い主だったら、自分と我々を救え」。もう一方の犯罪人は、最初は同じようにイエス様をののしっていたようです。ところが十字架のイエス様の態度を見ているうちに、どうやら心が変えられたようです。まず、もう一方の犯罪人に言います。「お前は神をも恐れないのか。…我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない。」。それからイエス様に言います。「あなたが天の国に行かれるときには、わたしを思い出してください」。

 この言い方を見ると、この犯罪人は自分の罪を認め、悔い改め、そしてイエス様を信じるようになったようです。それでイエス様も言います。「あなたは今日わたしと一緒にパラダイスにいる」。犯罪人として生きてきて、とうとう十字架の刑に処せられる。その最後の時に、イエス様を信じることができたのです。そして、救われたのです。天国に行けたのです。

 人はそのように、最後の時でも、そこで悔い改めて、信じて救われることができるのです。救われるのに、もう遅すぎるということはないのです。どんな人でも希望があるのです。
 もちろん、それなら勝手気ままに生きて、最後の時に信じればいいや、などと考えるのは間違いです。人はいつどうなるか分からないのです。今までがどんな人生であったとしても、イエス様を知ることのできる今、信じようではありませんか。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2016 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.