ご機嫌いかがですか、千葉県八千代市にあります勝田台教会の牧師をしております、坂井孝宏と申します。
先日家族でドライブをしておりますと、小学校1年生の娘がおもしろいことを言います。「パパ、今日も月が追いかけてくるよ。どうしてかな。いつも私を追いかけてくる」なんて言って、「お月さんは大変だね」なんて気遣っているんですね。そして、「ねえ、月っていくつもあるの?」とこう質問をしてきます。
それで妻が笑いながら、「違うよ、月はとっても大きいから、みんなにとって近くに見えるんだよ」なんて教えます。そういう会話を聞きながら、「まるで神様のようだな」なんて思っておりました。
神様はただお一人です。でもその偉大な偉大な神様が、私たち一人一人と、いつも共にいてくださいます。神様のお働きも大変ですね。
詩編の139編の7節からの御言葉を思い出しました。
「どこに行けば、あなたの霊から離れることができよう。
どこに逃れれば、御顔を避けることができよう。
天に登ろうとも、あなたはそこにいまし
陰府に身を横たえようとも
見よ、あなたはそこにいます。
曙の翼を駆って海のかなたに行き着こうとも
あなたはそこにもいまし
御手をもってわたしを導き
右の御手をもってわたしをとらえてくださる。」(詩編139:7-10)
こんなふうに、私がどこに迷い出てしまおうとも、神様はそこにもいてくださって、私をとらえて離さないでいてくださるのです。