おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
本日は、「隣人を愛しなさい」という教えについてです。モーセが神から頂いた十の戒めは、二枚の石の板に分かれて書かれてありました。その一枚目の板には、私たちが神に対してどの様に振る舞ったら良いかが書かれてありました。そして二枚目の板には、私たちが人に対して何をしたら良いのか、また、してはいけないのかが書かれてありました。
イエスさまによって救われて、神の子とされた人は、神に対しての行動が変わるだけではありません。生き方そのもの、具体的には周りの人々に対する行いまでもが変わる事を教えています。日曜の過ごし方だけではなく、毎日の生活そのもの、歩み方の根本が変わるのです。
イエスさまは、「最も重要な聖書の御言葉は何でしょうか」という問いに対して、「神を愛しなさい」という第一の教えに続けて、わざわざ「第二も、これと同じように重要である」と言われて、「隣人を自分のように愛しなさい」と教えられました(マタイ22:39-40参照)。そして教えられただけでなく、人を愛するとはどういう事なのか、十字架への道を歩む中でそれをお示し下さった方でもあります。
この年、2018年を始めるにあたり、私たちも新しくされた者として、イエスさまに従って神を愛し、そして周りにいる人を愛して生活していきたく思います。なぜならば、その信仰の表れを、何よりイエスさまご自身が喜ばれ、尊ばれるからです。