あさのことば 2018年3月7日(水)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

芦田高之(新浦安教会牧師)

芦田高之(新浦安教会牧師)

メッセージ: わたしは良い羊飼いである

 いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。

 私の家では大きな犬を飼っています。大型犬ですが、心優しい犬です。もう大人の成犬になっていますが、今でも赤ちゃん犬のように、私たち家族に甘えてきます。家族の私たちに信頼しきって、幸せそうにしています。何も心配がない。そんな顔で、私たち家族の愛に包まれて生きている我が家の犬です。「いいなあ、こんなに安心して生きていられるなんて…」と、この愛犬を見るたびに私は思います。

 この我が家の愛犬にとっては、私たち家族は、飼い主、羊飼いのようなものです。ご飯を与えてくれる。あたたかな寝る場所も用意してくれる。危険なことから守ってくれる。
 私たちはどうでしょうか? 私たちにご飯を与えてくれる飼い主、羊飼いがいるでしょうか? 私たちを怖い敵から守り、私たちに安全な生きる場所を与えてくれる飼い主、羊飼いがいるでしょうか?

 イエス・キリストはこうおっしゃいます。「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。」と。(ヨハネ10:11)イエス・キリストは、私たちを命がけで愛してくださいます。イエス・キリストは、私たちを死の恐怖からも守ってくださいます。イエス・キリストは、私たちの飼い主であり、羊飼いです。

 そんなイエス・キリストのことを昔の信仰者はこう歌っています。
 詩編23編「主はわたしの羊飼い。わたしは、乏しいことがありません。主はわたしを緑の牧場に伏させ、憩いの水のほとりに伴われます。」(1節 口語訳)
 このイエス・キリストを「わたしの飼い主、わたしの羊飼い」としていただくことは本当に幸いなことです。

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