ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
私たちの東川口教会は「シャローム・チャペル」と言う別の名前を持っています。この「シャローム」はヘブライ語で「平和」と言う意味を持つ言葉です。旧約聖書はこのヘブライ語で書かれていますし、現在でもイスラエルの国では、このヘブライ語が使われています。
イスラエルではこの「シャローム」が「こんにちは」と言った意味を持つ挨拶の言葉としても用いられているのです。
このイスラエルにはエルサレムと言う町があります。この町のもともとの意味は「エル・シャローム」と言って、「エル」は神さまを意味する言葉ですから「神さまの平和」となるのです。
平和は誰もが望んでいることです。しかし、聖書が私たちに教えている平和は、人と人や、国家と国家の間での平和ではなく、神さまと私たちの間の平和のことです。そして聖書は私たちにこの神さまとの平和を得ることが最も大切だと教えているのです。なぜなら、神さまが私たちの味方となってくださるなら、私たちの人生で他のものを恐れる必要がなくなるからです。救い主イエスは、この神さまと私たちの間に平和を実現するためにやって来てくださった方です。だからこのイエス様を信じる者は、その人生で真の平和を受けて、生きることができるのです。
聖書の言葉
「では、これらのことについて何と言ったらよいだろうか。もし神がわたしたちの味方であるならば、だれがわたしたちに敵対できますか。」 ローマの信徒への手紙8章31節