おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。私は千葉県松戸市の松戸小金原教会で牧師をしております、三川共基と申します。
皆さんは底なし沼をご存じでしょうか。湿地帯に存在することもあるそうですが、文字通り底がなく物が沈んでしまう恐ろしい沼です。底なし沼にはまってしまいますと、抜け出そうともがいても、どんどん沼にはまっていき抜け出すことが難しくなるそうです。
かつて古代イスラエル王国を治めていたダビデ王は、そのような、人生の底なし沼にはまっていた時のことを詩におさめています。
「主にのみ、わたしは望みをおいていた。主は耳を傾けて、叫びを聞いてくださった。滅びの穴、泥沼からわたしを引き上げ、わたしの足を岩の上に立たせ、しっかりと歩ませ、わたしの口に新しい歌を、わたしたちの神への賛美を授けてくださった。」(詩編40:2-4)
ダビデは泥沼にはまっていく人生の中で、聖書の神様に助けを求めました。すると、神様はその叫び声を聞き、ダビデを泥沼から引き上げられたのです。
わたしたちは問題や困難にぶつかり、底なし沼にはまったように感じることがあります。そこから早く抜け出したいと思っても、どんどん深みにはまってしまうものです。しかし、そういう時にこそ神様に助けを求めるのです。そうすれば、神様はわたしたちを力強く引っ張り上げてくださいます。
神様は今日も、あなたが助けを求めるのを待っておられます。