いかがお過ごしでしょうか。羽生栄光教会の村田寿和です。
聖書は、神様が六つの日にわたって、天地万物を造られたと教えています。今日は、その第二の日についてお話ししたいと思います。旧約聖書の創世記1章6節から8節までをお読みします。
「神は言われた。『水の中に大空あれ。水と水を分けよ。』神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第二の日である。」
神様が光を創造されたことにより、水蒸気が世界を覆っていたようです。濃い霧に包まれて、何も見えないような光景を思い浮かべていただいたらよいかと思います。 そのような世界に対して、神様は「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」と言われます。これは創造というよりも、秩序の確立です。世界を覆っていた水蒸気が、上下に分かれて、空と海とになりました。そのようにして、天と地という上下の空間が開かれたのです。
神様は水と水を分けることによって、大空を造られました。私たちは、美しい空模様を見て、神様が確かに生きて働いておられることを知ることができます。また、私たちは、大空を見ることによって、神様がおられる天国へと思いを馳せることができるのです。