いかがお過ごしでしょうか。羽生栄光教会の村田寿和です。
聖書は、神様が六つの日にわたって、天地万物を造られたと教えています。今日は、その第三の日についてお話ししたいと思います。旧約聖書の創世記1章11節から13節までをお読みします。
「神は言われた。『地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。』そのようになった。地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見て、良しとされた。夕べがあり、朝があった。第三の日である。」
神様は、地に草を芽生えさせられました。この草には、種を持つ草と、種を持つ実をつける果樹が含まれています。ですから、神様が地に草を芽生えさせた後は、自ずと増え広がっていくのです。
後に神様は、すべての生き物の食べ物として、草を与えられます。神様は生き物を造られる前に、その生き物に必要な食べ物を与えられたのです。私たちはここに神様のご配慮を見ることができます。この神様のご配慮について、イエス・キリストは次のように言われています。
「自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか」(マタイ6:25)。
これは、命を与えられた神様は、その命を保つための食べ物を与えてくださるにちがいないとの教えです。そのような神様のご配慮を、私たちは、創造の御業の中に、見いだすことができるのです。