いかがお過ごしでしょうか。羽生栄光教会の村田寿和です。
聖書は、神様が六つの日にわたって、天地万物を造られたと教えています。今日は、その最後の日、第六の日についてお話しします。旧約聖書の創世記1章26節から28節までをお読みします。
「神は言われた。『我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。』神は御自分にかたどって人を創造された。男と女に創造された。神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」
神様は、最後に、人間を造られました。それも神様御自身のかたちに似せて、人間を造られたのです。このことは、人間が神様と同じ心を持つ人格的な存在として造られたことを教えています。神様は御自分との交わりに生きる者として、人間を造られたのです。そして、神様はその人間に、御自分が造られた世界の管理をゆだねられたのです。
神様は、男と女を祝福して「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」と言われました。この祝福は「二人は一体となる」という結婚関係において、また、漁業や畜産などによって実現することになるのです。