いかがお過ごしでいらっしゃいますか。今週一週間番組を担当させていただきます、東京都中野区にあります江古田教会の浅野正紀です。一週間、どうぞ宜しくお願いいたします。
私たちは皆、自分が「愛されたい」と願って生きています。「きらわれたい」と思って生きている人はいません。しかし私たちは、人から愛されているという実感をなかなか持てない時もあると思います。聖書は、人には罪があると教えています。
私たちは罪を持っているため、他の人を完全に愛することができません。私たちが人を完全に愛することができないということは、私たちが人から完全に愛されることがないということでもあります。このように私たちは、人から完全な愛を求めてもそれを得ることはできません。それでは、私たちは誰からも完全な愛を得ることはできないのでしょうか。
ヨハネによる福音書3章16節で、主イエスはこう語られました。
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」
神さまは、私たちに完全な愛を注いでくださいます。なぜなら、この世界も、私たちも神さまが意味あるものとしてお造りになったからです。神さまの私たちへの愛は、神の独り子である主イエス・キリストをこの世界に送り、十字架に架けるほどでした。主イエスの十字架に神の愛が完全に現わされています。