ご機嫌いかがですか。牧師の豊川修司です。
日本は狭い国土ながら、多くの自然災害があります。7年前の東日本大震災では多くの犠牲者や家屋の被害がありました。また3ケ月前の7月には、西日本で長期の集中豪雨による河川の氾濫や土砂崩れで、多数の死者や行方不明者がでました。関係機関が頑張って復旧作業をしましたが、この災害の時、ボランティアが如何に大きな働きをしたかを思い出します。
特に東日本大震災では、教会関係者やクリスチャンがボランティアで活躍し、復興の大きな力になりました。その時、心を支えた御言葉は、マタイによる福音書10章42節です。
「はっきり言っておく。わたしの弟子だという理由で、この小さな者の一人に、冷たい水一杯でも飲ませてくれる人は、必ずその報いを受ける。」
主イエスの御言葉は、徹底的に弱い人、困難な人に寄り添います。このような人たちに水一杯でも飲ませてくれる人は、主イエスにしてくれたことだと評価しています。
また、ルカによる福音書10章36、37節には、追いはぎに襲われた人を助けた善きサマリヤ人の話があります。
「『さて、あなたはこの3人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。』律法の専門家は言った。『その人を助けた人です。』」
この御言葉に、弱い者に寄り添う信仰の姿勢が示されています。