おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
私たちの一般的な暦、カレンダーは、1月1日の元日から始まり12月31日の大みそかで終わります。ところが教会の暦は、一般的な暦よりも少し早く始まります。待降節とかアドヴェントなどと言ったりしますが、イエス様のお生まれになったクリスマスを、胸をときめかせながら待つときから、教会の暦、1年は始まります。ですから、教会の暦は今年ですと、12月2日の日曜日から始まるのです。
このように教会は、イエスさまを中心とした暦を持っています。またこのように教会は、「特別な時」というものをもって生活している、と言っても良いかもしれません。ただ、朝が来て夜が来て、朝が過ぎ、夜が過ぎというように、何となく毎日を過ごすのではなく、イエスさまを中心とした生活、何時もイエスさまに心を向けた生活をします。
聖書の言葉に、『主イエス・キリストを身にまといなさい』という言葉があります。職場で、家庭で、学校で、また人との関係の中で、どんな時も、まるで服をまとっているかのように、イエスさまの言葉を身に着けて歩みたく思います。
あなたの振る舞いが、あなたのかける言葉が、相手のことをよく考え、しかもイエスさまの教えにもとづいたものであるなら、それはイエスを身にまとったものです。そのような、あなたを含めた周囲の人が、力づけられ喜びに包まれるそんな歩みを、今日もして行きたく思います。