いかがお過ごしですか。三川栄二です。
3年前に妻が心肺停止、脳死状態となり、しかしそこから奇跡的に蘇生するという経験をしました。しかし脳に酸素が送られない状態が20分以上あったため、低酸素脳症といって、手足のコントロールができなくなりました。自分の意志と関係なく手足が勝手に動いてしまう、そんな状態だったため、食事やトイレなども自分一人ではできず、家族や看護師の助けを必要としました。
突然意識を失うということも何度もあり、生きた心地がしませんでした。3年前のこの時期は半年間の間に4回救急搬送され、千葉と東京の3つの病院に6回入院し、4回の手術を受けました。その間ほぼ毎日病院通いをしていたので、わたし自身も心身ともに疲労困憊してしまいました。いつまで続くのかと出口の見えないトンネルの中にいるようなつらい思いを抱いていました。
そうして自分自身が倒れそうになったとき、いただいた御言葉が「人は倒れても、打ち捨てられるのではない。主がその手をとらえていてくださる。」という、詩編37編24節の御言葉です。
妻と自分の手を神がしっかりと握りしめて、たとえ倒れてもそこから助け起こしてくださる、そう信じたら希望が湧いてきました。もしあなたが倒れそうなつらい思いを抱いているのでしたら、そのあなたを助け起こしてくださる神がいることを思い出してください。