玉井宣行（所沢ニューライフ教会牧師）

メッセージ： 仕事と主イエス

　ごきげんいかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
　会社で働く人々が自殺をするというケースが後を絶ちません。部署に配属されている一人ひとりの能力は異なります。しかし自分の苦手な分野の仕事をしなければならない時があります。勉強しながら苦手な分野を克服しようと努力します。

　そんな時、「何でこんな簡単なことができないんだ。」と言われるとあせります。さらには「お前は能力が低くて使いものにならない。」と言われると、明らかに心が折れます。競争に勝つための仕事の現場で起こる、言葉の暴力です。そんな時私たちはどうしたらよいのでしょうか。

　主イエスという神様は、十字架にはりつけにされる前、周りの人々から唾を吐きかけられ、こぶしで打たれ、嘲りの言葉を浴びせられました。しかし何もお答えになりませんでした。それは人間の嘲りという言葉の暴力や、その根底にある人間の醜い心を一身に背負って十字架の上で死ぬためでした。しかし3日目に死者の中から復活することによって、人間の言葉の暴力や醜い心に打ち勝ってくださったのです。

　もしあなたが主イエスの十字架の死と復活という神の力を信じるならば、主イエスご自身が言葉の暴力や醜い心と戦ってくださいます。その主イエスが言われました。「あなたがたにはこの世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。」（ヨハネ16:33）と。