ごきげんいかがですか。ラジオ牧師の山下正雄です。
近年インターネットの発達によって、簡単に情報にアクセスできるようになりました。しかしその反面、インターネットを自由に使いこなせるかで、得られる情報量に格差が生まれているのも事実です。誰もが平等に情報にアクセスできるのでなければ、せっかくのインターネットも台無しです。
ところで情報へのアクセスの話と聖書とは一見関係ないように思われますが、聖書こそすべての人がアクセスできるようにと教会が長い歴史の中で苦心して来た情報です。実は、部分的な写本も含めれば、この世の中に存在するあらゆる古代文書の中で、聖書ほど書き写され、また翻訳されてきたものはありません。しかも、写本の正確さはあらゆる古代文書の中で群を抜いています。
聖書に記された福音を知らせようとする熱意は、インターネットの時代も変わりません。スマホのアプリには日本語で聖書朗読をしてくれるものまであります。もちろん、紙の媒体の聖書は今でもベストセラーです。
きょうの聖書の言葉…「この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。」テモテへの手紙二 3章15節