ごきげんいかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
この1年で緊急事態宣言が何度か発出されました。感染者が増加し医療現場が逼迫することにより、緊急事態宣言が発出される。感染者数が減少傾向になると宣言が解除される。同じことが繰り返されながら1年以上が経過しました。その理由は宣言を発出するにしても、解除するにしても基準があいまいだからだと思います。
しかし聖書は神の言葉という変わることのない基準を語り続けています。イザヤという預言者は次のような神の言葉を語りました。「草は枯れ、花はしぼむが、わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。」(イザヤ40:7)と。草花は美しく装いますが、やがて枯れてなくなります。しかし神の言葉は永遠に語り継がれるというのです。
では神は、わたしたちに何を語り継いでおられるのでしょうか。それはキリストという神の子が十字架につけられて死んだこと、3日目に死者の中から復活したこと、そして、神と共に生きるという新しい命をわたしたちのために獲得してくださったことです。
このキリストを信じるならば、人生の荒波の中でどんなにわきへと追いやられたとしても、神の力によってキリストのもとへと連れ戻していただけます。基準があいまいな日本という社会の中で、キリストという基準を見つめて、確かなそして平和な日々をお過ごしいただきたいと願います。