おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。筑波みことば教会の朴徹です。
人は一人では生きていけない存在ですので、他人との関係を大事にしなくてはなりません。生きる上で、誰かとの「信頼関係」というのはとても大切なものです。しかし人との信頼関係を大切にしている分、相手に裏切られたりすれば、その人との人間関係が壊れてしまい強い衝撃を受けることとなります。そして絶望感や悲しさにひたってしまい、なかなか立ち直れなくなる人もいます。
旧約聖書詩編55編23節にこのような言葉があります。「あなたの重荷を主にゆだねよ。主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。」
これはダビデ王が自分の愛する息子から裏切られ命を狙われ逃亡生活をしていた時、書いたと知られている詩です。誰にも言えない悲しみを抱えていた彼は、自分の問題を神様にお委ねしました。それは神様が自分を支えてくださっていることを信じる信仰があったからです。
誰かから傷つけられたとき、大事なのは自分を裏切った人への感情ではありません。その感情をうまく乗り越える知恵が必要ですが、キリスト者は自分の「感情」や「人間関係」という重荷を神様に委ねます。そうすると神様はご自分に従う者を支えてくださいます。とこしえに動揺しないように計らってくださいます。必ず、助けてくださいます。