あさのことば 2021年11月25日(木)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

三川共基(松戸小金原教会牧師)

三川共基(松戸小金原教会牧師)

メッセージ: 暗闇を照らす星の光



 おはようございます。松戸小金原教会の三川です。
 星を見るのは好きですか?わたしは大好きです。夜空を見上げて星の瞬きを見ていると、このまま時間が止まればいいのになあと思うことがあります。ちなみに、夏よりも冬の方が星をきれいに見ることができるって知っていましたか?空気が澄んでおり、雲も発生しにくく、星がきれいに見えるのです。まあ、寒いのはどうにもなりませんがね。

 冬に見える星座の中で有名なものはオリオン座でしょう。冬の大三角の一角も担っています。ギリシャ神話に登場する英雄オリオンを想像しながら、夜空に輝く星々を眺めます。星々を眺めていると、心が穏やかになると共に、一体いつどのようにしてこの星々ができたのだろうか、はたまたこの地球がどのようにして誕生したのだろうかとこの宇宙の深淵へと思いを馳せます。

 聖書は、オリオン座も星々もこの地球も、すべては聖書の神がお造りになられたと教えています。聖書の一節にこのような言葉があります。「すばるとオリオンを造り、闇を朝に変え、昼を暗い夜にし、海の水を呼び集めて地の面に注がれる方。その御名は主。」(アモス5:8)

 神は夜空の星々を輝かせて、暗闇を照らされました。ときに、暗闇のような人生を歩まねばならないことがあるかもしれません。でも、その暗闇の中に小さくとも星の輝きがあれば、どこか心を落ち着かせることができるのでしょう。神はあなたのためにあの小さな星々を造られたのであり、またその神こそあなたの人生を照らす星なのです。暗闇のような人生にどうしようもなく悩んでいる時は、ぜひとも聖書の神の言葉を聞いてください。

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