おはようございます。銚子栄光教会の牧師、佐野直史です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
聖書の言葉に「いつも喜んでいなさい」(1テサロニケ5:16)という勧告があります。「いつも喜んでいなさい」、とてもシンプルで、分かりやすい勧めの言葉ですが、そうであるだけに、とても実践するのは難しいことであると思います。
先日、教会の人生の先輩である80代の方が、この御言葉について次のように言っておられました。「聖書の言葉に従うのは難しい。『いつも喜んでいなさい』と書いてあるが、なかなかこれを行うことはできない。『いつもいらだっていなさい』とあったら、簡単に行うことができるのに、聖書にはそうは書いていない。でも、だからこそ、それは私たちにとって大切なことであって、そうおっしゃる神様は正しい。」、そのように言っておられました。
なるほど確かに。聖書には「いつも悲しんでいなさい。いつもイライラしていなさい」とは書いていないなぁ、と納得させられました。
いつも喜んで生きるということ。これは本当に難しいことであると思います。しかし、私たちがこのことを少しでも心がけて生きることで、私たちは少しでも今目の前にある喜びに目を向けることができ、少しでも前向きに生きることができるのかもしれません。
神様は「いつも喜んでいなさい」という言葉を通して、愛するあなたに悲しみの中ではなく、喜びの中を歩んでほしいと願っておられるのです。